古畑任三郎vs加藤治子|偽善の報酬【あらすじ・ネタバレ解説・第18話】

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凶器当て

古畑任三郎S2E5「偽善の報酬」のあらすじとトリック解説です。脚本家の佐々木高代(加藤治子さん)が犯人です。

あらすじ

脚本家の佐々木高代は妹の和子を鈍器で殺害し、強盗殺人に偽装します。
事件発生後すぐに犯人の目ぼしをつけた古畑でしたが、凶器を見つけることができません。しかし、たまたま見たピーマンの肉詰めからヒントを得て、凶器の鈍器に気付きます。

登場人物(キャスト)

主な登場人物をまとめます。

名前 キャスト 説明
佐々木高代 加藤治子 犯人
脚本家
佐々木和子 絵沢萠子 被害者
犯人の妹
犯人

佐々木高代(ささき・たかしろ):脚本家。高代というのはペンネームで本名は佐々木久子(ひさこ)。代表作は「冬の蚊取り線香」らしい。馬の耳に念仏みたいなことだろうか。
妹の和子とは非常に仲が悪く、強盗の犯行に偽装して、ついに殺してしまう。いろいろと手抜かりがあったので、あっという間に見抜かれるが、凶器が判明しないのでスッキリしないという。

凶器は大量の小銭だった。袋とかに入れて振り回して武器にしたわけで、小銭を銀行に預けてしまえば証拠はとりあえず隠せそうである。銀行に預けたからといって、小銭が消滅するわけではないが、もしも預けられてしまったら、刑事さん達には銀行にある膨大な量の小銭の中から犯行に使われた小銭をみつけるという苦行が発生しそう。血が付着していたりすれば見つかるかもしれないが、そもそも発見できるのかどうかは不明。

トリック解説

強盗殺人を偽装し、凶器を隠します。

強盗殺人の偽装

犯人の佐々木は妹を殴ったあと、強盗の犯行に偽装します。妹の悲鳴を聞いて駆けつけたところ逃げる犯人の姿をみたという嘘を証言します。

財布

勝手口に財布を落とし、強盗犯が捨てたようにみせます。

不審者

佐々木は不審者がうろついていたという嘘をつきます。

凶器の隠蔽

佐々木は6万7千円分の小銭を細長い布(ハイソックスのようなイメージ)に入れ鈍器とし、妹を殴打します。小銭をお札にかえ、布を燃やすことで、凶器を隠滅します。

犯人のミス

古畑が犯人に気付き、追い込むための手掛かりです。

かつお節

妹は殺される直前にかつお節を削っていました。古畑は事情聴取のときに、佐々木のベッドにかつお節が落ちているのを発見します。佐々木は死体に近づいていないと証言しているので、かつお節があるのは不自然です。

悲鳴

犯人は被害者の悲鳴を耳にしたと証言していますが、被害者は後ろから殴られていました。犯人に気付かないまま殴られたなら、悲鳴はあげないはずです。

扉の音と被害者の体勢

勝手口の扉を開けると音がします。それにも関わらず、被害者(妹)はスカートの丈をまくってしゃがんでいた様子でした。勝手口から何者かが侵入したら気付くはずなのに、逃げた形跡は一切ありません。強盗殺人にしては被害者の行動が不自然です。

イニシャル

冷蔵庫の中の調味料などに、HやKのイニシャルが書かれていました。これをみた古畑は姉妹が不仲だったことに気付きます。

犯人像

古畑と犯人は今回の事件のキャスティングをします。佐々木は犯人に女優を選びます。

感想

意外な凶器のエピソードです。ピーマンの肉詰めで凶器に気付く古畑が面白いです。

この記事のまとめ

古畑任三郎の「偽善の報酬」について、あらすじやトリックをご紹介しました。

項目 内容
殺人の計画性 あり
偽装工作 強盗殺人を偽装
ミス ベッドのかつお節
動機 姉妹の確執
凶器 大量の小銭を入れた袋
トリック 凶器の隠蔽
古畑の罠

犯人は小銭を入れた袋を燃やし、小銭を紙幣と交換することで凶器を消し去ろうとします。

番組情報

項目 内容
脚本 三谷幸喜
監督 関口静夫
演出 河野圭太
長さ 46分
放送 1996年
1月24日(水)
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