新・刑事コロンボS13E1「奇妙な助っ人(Strange Bedfellows)」のあらすじとトリック解説です。
あらすじ
競走馬の牧場を経営するマクベイ(ジョージ・ウェント)は、弟のテディをマフィアに殺されたようにみせかけて殺害します。そして、マクベイは、テディが借金をしていたマフィアも、正当防衛であるかのようにみせて殺します。マクベイに嫌疑をかけるコロンボでしたが、決定的な証拠がありませんでした。そこで、マフィアのボスと協力して、マクベイを死ぬか自供するかの状況に追い込みます。
窮地に立たされたマクベイは、証拠のありかを話し、逮捕されます。
トリック解説
マフィアに借金をしていた弟が、マフィアに殺されたという偽装工作です。
マクベイと弟のテディは、競馬で八百長をして、マフィアの借金を返すつもりでした。しかし、マクベイはあえて馬が負けるように仕込みます。このようにして、借金を返せなくなったテディがマフィアに殺されたというシナリオに沿う状況を用意します。
- 通話記録
弟がマフィアに殺されたように偽装するため、マクベイは、マフィアが経営するレストランの事務室から電話をかけます。そして、通話記録は残っても、電話の内容までは明らかにならないことを利用し、弟が電話で呼び出された、という嘘の証言をします - ねずみ
電話をかけるため、ねずみを使って騒ぎを起こし、隙をついて、事務室に侵入します
弟テディの死をマフィアになすりつけるため、マクベイは、マフィアのもつ銃と同じ型で、なおかつ未使用のものを用意します。そして「弟の借金を返したい」などといい、マフィアを呼び出し殺害。テディを殺した銃と、マフィアがもともと持っていた銃をすり替えます。
犯人のミス
コロンボが犯人の偽装工作に気付くヒントです。
- たばこの灰
マクベイは、テディ殺害時に、テディの車の中でたばこを吸っています。
この時、吸殻は持ち帰りましたが、灰は掃除しませんでした。これが、コロンボに違和感を与えています - ねずみ
レストランから電話するために用意したねずみは、郊外にしかいないねずみでした。そのため、外部から持ち込まれたねずみであることが明らかになります - マフィアのアリバイ
罪をなすりつけようとしたマフィアは、テディの死亡推定時刻に、アリバイがありました - マフィアのボス
犯人の最大のミスは、マフィアのボスを怒らせ、警察に逮捕されない場合は、マフィアで始末するという状況に陥ったことです
感想
マフィアが警察に協力するというエピソードでした。薬を盛られてしまった競走馬が、ちょっとかわいそうです。
この記事のまとめ
刑事コロンボ「奇妙な助っ人」について、ネタバレありであらすじやトリックをご紹介しました。原題は「Strange Bedfellows」で直訳すると「奇妙な仲間達」になります。「奇妙な助っ人」とはやや異なるタイトルです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 殺人の計画性 | あり |
| 偽装工作 | 罪のなすりつけ |
| ミス | 車に残った煙草の灰 |
| 動機 | 兄弟の確執 |
| 凶器 | 拳銃 |
| トリック | 通話記録 |
| コロンボの罠 | 死ぬか捕まるか |
通話記録を残し、被害者がマフィアに呼び出された証拠を捏造します。

