ギリシャ語通訳|あらすじとネタバレ解説【シャーロック・ホームズの冒険09】

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通訳が体験した不可解な出来事

「ギリシャ語通訳」のあらすじ、登場人物、真相です。通訳の男が連れていかれた屋敷には監禁されているらしき男がいた…。
このエピソードには、シャーロック・ホームズの兄マイクロフトが登場します。

あらすじ

シャーロック・ホームズに兄がいることを知ったワトソンは、ホームズと共にマイクロフト・ホームズを訪ねます。驚異的な推理力をもつマイクロフトは、ホームズとワトソンにギリシャ語通訳のメラスを紹介します。メラスはラティマーという青年から通訳の依頼を受け、行先がわからないようにされた馬車に乗せられ、とある屋敷に連れて行かれました。そこには包帯を巻いた男がおり、メラスはその男の通訳をしました。脅迫めいた内容を察知したメラスは周囲に感ずかれないようギリシャ語で包帯の男と会話します。

もう少しで真相を掴めそうなメラスでしたが、突然、若い女が現れ、通訳は中止になります。その後、適当に帰されたメラスは、男を助けるため、マイクロフトを訪ねます。

話を聞いたマイクロフトは早々に新聞広告で情報提供を求めます。そして、メラスの話を聞いたシャーロック・ホームズとワトソンは、真相を突き止めるべく、調査に乗り出します。

注目のシーン

マイクロフト・ホームズの活躍。

銃で犯人を追い詰めるマイクロフト
© ITV

ドラマ情報

項目 内容
原作 ギリシャ語通訳
(短編)
No. シーズン2
第2話
放送日 1985/09/01
(日曜日)
原題

「The Greek Interpreter」(ギリシャ語通訳)

登場人物

シャーロック・ホームズ、ワトソン、マイクロフト以外の主な登場人物です。

メラス

依頼人。ギリシャ語通訳。

ハロルド・ラティマー

通訳の依頼に来た青年。

ウィルソン・ケンプ

ラティマーの仲間。

ポール・クラティデス

包帯の男。

ソフィー・クラティデス

通訳中に現れた女。

メラスが通訳した包帯の男や、通訳を依頼したラティマーなる人物の正体などが謎といえます。包帯男、依頼人、通訳時に現れた女性の関係も謎めいており、ギリシャ語しか話せない男と英語しか話せないラティマーが一緒にいるというのも不可解です。

男と女の関係

通訳の最中、突然現れた女は包帯の男の名前を呼びます。それに気づいた男も女の名前を呼び、ふたりは再会したような素振りをみせます。ふたりは知り合いのようですが、通訳の経緯に女がどう関わっているか不明です。

署名

ラティマーは財産に関する書類に署名を求めているようです。どうして署名を求められているか謎です。

真相

悪党のラティマーは金持ちのソフィーと結婚するつもりでした。妹の結婚を知った兄は悪党達に捕まり、脅されていました

通訳が必要になった経緯

ラティマーはイギリスに遊びにきていたソフィーを口説き駆け落ちを企てます。ソフィーの友人からそれを知った兄のポールは、駆け落ちを阻止すべく、アテネからソフィーのもとに駆け付けます。しかし、悪党のラティマーとケンプに捕まってしまいます。捕まったポールは包帯を巻かれ、財産を譲るよう脅されてしまいます。

冒頭、ポールが連れ去られています。

包帯を巻かれた理由

ソフィーが兄と出会っても気付かれないようにするためです。

ソフィーは通訳ができるはずです。しかし、兄と知られないために、ギリシャ語通訳を雇う必要がありました。

結末

ホームズとワトソンは包帯の男と女の関係や経緯を推理します。さらに、新聞広告の情報提供により、通訳のメラスが連れて行かれた屋敷を突き止めます。救出のためシャーロック・ホームズ、ワトソン、マイクロフトは屋敷へ向かいます。しかし、屋敷に残っていたのは、死んだ包帯の男と瀕死のメラスだけでした。

シャーロック・ホームズ達は、逃げた悪党と女が列車に乗ろうとしていることに気づきます。一行が乗車する列車に乗り込んだシャーロック・ホームズとワトソンは、ラティマーとソフィーを尋問します。一方、マイクロフトはもう一人の悪党ケンプと対峙します。

悪党どもの最後

シャーロック・ホームズに追い詰められたラティマーはソフィーを人質にとって逃げようとします。しかし、対向列車にひかれ、死にます。ケンプはマイクロフトに銃を奪われ丸腰になり、さらに、ソフィーも連行されます。

小説に列車のシーンはありません。
小説では、瀕死のメラスが見つかった後、ワトソンが後日談を語り終わります。

後日談は、ソフィーと旅行中のラティマーとケンプが何者かに刺され死んだ、という内容です。地元新聞は、男が喧嘩してお互いを刺したと報道します。しかし、シャーロック・ホームズはソフィーが兄の復讐のため、ふたりを殺したと考えます。

感想

シャーロック・ホームズの兄マイクロフトが登場します。小説においてマイクロフトは次のように描写されています。

マイクロフト・ホームズは、シャーロックよりはるかに大柄で太った男だった。全くのデブだが、顔には、でかいなりに、どこか表情の鋭さがあった。

引用:「シャーロック・ホームズの回想」鈴木幸夫訳

この記事のまとめ

シャーロック・ホームズの冒険「ギリシャ語通訳」のあらすじ、真相をご紹介しました。

項目 コメント
依頼 不可解な体験の調査
犯人 ラティマー
通訳の真相
トリック 包帯で顔を隠す

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