ジェレミー・ブレット版ドラマ第15話・S3E2「プライオリ・スクール(The Priory School)」のあらすじ、登場人物、ネタバレです。公爵の息子と息子が通って学校の教師が行方不明になってしまいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | 空き家の冒険 (短編) |
| No. | シーズン3 第2話 |
| 放送日 | 1986/07/16 (水曜日) |
あらすじ
プライオリ・スクールの校長であるハクスタブル博士がシャーロック・ホームズを訪ね、ホールダネス公爵の子息サルタイア卿誘拐事件の調査を依頼します。ハクスタブル博士によれば、ドイツ人教師のハイデカーも失踪し、さらに自転車が一台なくなっていました。
ホームズとワトスンは調査のためプライオリ・スクールに向かいます。そして、サルタイア卿の部屋などを調べたホームズは、深夜に部屋を抜け出したサルタイア卿をハイデカーが追ったと推理します。
自転車で疾走するシャーロック・ホームズ
©ITV
登場人物
シャーロック・ホームズ、ワトソン以外の主な登場人物です。
- ハクスタブル博士
プライオリ・スクールの校長。誘拐事件の依頼人 - ホールダネス公爵
公爵。元閣僚。別居中の妻がいる - サルタイア卿
ホールダネス公爵の息子 - ハイデカー
ドイツ人教師。サルタイア卿がいなくなった日に行方不明となる - ジェームズ・ワイルダー
ホールダネス公爵の秘書 - ルーベン・ヘイズ
汚い宿屋の主人
事件のまとめ
このエピソードで起きた事件の概要や謎をまとめます。
主な謎は、誘拐事件の犯人、動機、手口、そして、サルタイア卿とハイデカーの行方です。
ハイデカーによる誘拐、と考えていた校長ですが、身代金の要求など、誘拐犯からの連絡は一切ありませんでした。のちにホームズの調査によって、ハイデカーは犯人ではなく、夜中に部屋を抜け出したサルタイア卿を目撃し後を追っただけだったことが判明します。
- 誘拐の動機
ハイデカーが犯人でないとしても、サルタイア卿の失踪は確かです。誘拐だとすると、その動機が不明です - ハイデカーの行方
ハイデカーが犯人ではないとすると、彼も行方不明ということになります。ふたりの失踪から数日が経過していますが、連絡はありません(ホールダネス公爵は誘拐が公になることを恐れ、警察に秘密裡に捜査をさせていたため、失踪から時間が経ってしまっています) - 犯人の逃走経路
サルタイア卿を連れ去った人物は荒地を通ったはずです。荒地には牛の足跡が残っており、犯人が逃走に使ったはずの馬の足跡は見当たりませんでした。まだ寒いので牛は放牧されていないはずです……
ネタバレ
誘拐犯は秘書のワイルダーです。ワイルダーはホールダネス公爵の実の息子でした。
- 動機
父のホールダネス公爵に圧力かけ愉しむため、サルタイア卿(腹違いの弟)を誘拐しました - 手口
手紙を使ってサルタイア卿を深夜に呼び出し、そのまま連れ去ります。馬の蹄鉄を牛のものに変え、馬の足跡が残らないようにしていました - 共犯者
ルーベン・ヘイズはワイルダーの共犯者でした。ドイツ人教師のハイデカーが死体となって発見されますが、殺したのは宿の店主ルーベン・ヘイズです(ルーベン・ヘイズは逃亡してしまいます)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 依頼 | 誘拐の調査 |
| 犯人 | ワイルダー |
| 謎 | 誘拐の動機 |
| トリック | 共犯者 |
結末
ルーベン・ヘイズに借りた馬の蹄鉄がクギだけ新しくなっていることに気付いたホームズは、牛の蹄鉄トリックに気付きます。さらに、ハイデカーの死体も発見したホームズは、サルタイア卿捜索のためある洞窟へ向かいます。
ワイルダーはサルタイア卿を連れて洞窟を逃げ回っていました。しかし、ホームズやホールダネス公爵に追い詰められます。洞窟の壁をよじ登っていたワイルダーは足を滑らせて転落し死亡。サルタイア卿は無事に助けられます。
事件を解決したホームズは高額な報酬をサルタイア卿から受け取ることになります。
感想
「プライオリ・スクール」は学校の名前です。プライアリと訳されることもあるようです。プライマリー・スクール(小学校)と混同したのは私だけではないはず…。

