這うものの正体
ドラマ「這う人」のあらすじ、真相です。屋敷に暮らす若き女性がみた謎の生き物、猿が行方不明になる事件との関連は…?
あらすじ
夜中、屋敷三階の自室で眠っていたプレスベリ嬢は、飼い犬の激しい吠え声に目を覚まし、窓に這う何かを目撃します。不審者におびえるプレスベリ嬢に対して、父のプレスベリ教授と婚約者であり助手のベネットは、夢だ、と一蹴します。
納得がいかないプレスベリ嬢は婚約者を半ばおどすようにして、シャーロック・ホームズに手紙を出させます。
手紙を受け取ったホームズは、助手と話し、現場も検証します。そして、飼い犬の凶行、教授あての郵便物、猿の盗難をヒントに、真相へとたどり着きます。
注目のシーン
檻の中のシャーロック・ホームズ。
ドラマ情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | 這う男 (短編) |
| No. | シーズン5 第5話 |
| 放送日 | 1991/03/28 (木曜日) |
原題
「The Creeping Man」(這う人)
登場人物
シャーロック・ホームズ、ワトソン、レストレード警部以外の主な登場人物です。
プレスベリ教授
大学教授。生物学が専門。
イディス・プレスベリ
教授の娘。
ジャック・ベネット
教授の助手。プレスベリ嬢の婚約者。
アリス・モーフィ
教授の婚約相手。若い女性。
ロイ
プレスベリ家の犬。
事件の謎
プレスベリ嬢が目撃した窓の外の人物は何者か、というのが謎です。
人ではない可能性もあります。
不審者の謎
プレスベリ嬢が目撃したあと、助手も、それらしき何かを目撃します。
三階
プレスベリ嬢の寝室は三階です。窓を這うには、はしごが必要ですが、そのようなものはありませんでした。
冒頭のゴリラ、怪しい
教授
プレスベリ教授だけは、一貫して、ホームズの調査を拒絶しています。
不可解な出来事
不審者が目撃される前、既に不可解な出来事が起きていました。
犬
飼い犬のロイは教授を三回も襲ったため、鎖でつながれてしまいます。
大人しい犬でしたが、ある日突然、凶暴化します。
郵便物
教授あてにドラーク商店から手紙や小包が届いていました。
ワトソン博士が調査に向かいますが、がらの悪い男にナイフを突きつけられ追い返されます
猿盗難
巷では、猿の盗難が相次いでいました。猿を盗んでいるのはドラーク商店の連中のようです。
真相
不審者の正体はプレスベリ教授です。
不審者の真相
プレスベリ教授は猿の体液を摂取していました。その作用で、猿のようになってしまい、我を失っていました。
動機
教授はとても若い女性との結婚を控えていたため、若返ろうとしていました。
当時、動物の体液を摂取すると若返るという効用が信じられていたようです。
三階の窓
猿化した教授は、身体能力も猿並みでした。
教授は地上から三階の窓まで上がったのではなく、屋根側からのぞいていました。
不可解な出来事の真相
ドラーク商店の男どもが猿を盗み、体液を抜いて教授に送っていました。
犬が吠えた日と郵便物が届いた日には、規則性がありました。
ロイの豹変
ロイは猿になった教授に吠えていました。
犬猿の仲
小包の中身
教授が受け取った小包は動物の体液です。教授は注射器で体内に摂取していました。
小包を受け取った日と、ロイが吠えた日は一致します。
数列
ホームズが黒板に書いた数字は、9/2、9/15、9/26、10/5、10/12、10/17、10/20の日にちを意味します。
9/2から13日後の9/15、さらに11日後の9/26、9日後の10/5と、日にちが二日ずつ短くなっています。
13、11、9、7、5、3と減っていき、最後は1日後です。つまり10/21ということになります。
10/21に何かが起きる……
結末
モーフィ嬢が婚約を破棄したことを知ったホームズは、日付の数列が10月21日、つまり今日を示していることに気付きます。
危機を察知したホームズは、ワトソン、そして、221Bに来ていた依頼人と教授の娘を連れ、プレスペリの屋敷に急ぎます。
屋敷では、猿になった教授が暴れており、既に手の付けられない状態でした。
人とは思えない奇行をみせる教授はモーフィ嬢の寝室へと向かいます。
猿の教授に襲われる寸前、モーフィ嬢は駆け付けたロイに助けられます。ロイにかまれた教授も、一命はとりとめます。
ホームズは手に入れた証拠品をレストレード警部に渡し、手柄を全て譲ります。
感想
ゴリラはピーター・エリオットという人間が演じています。本物のゴリラではないようですが、かなりリアルでした。
この記事のまとめ
シャーロック・ホームズの冒険「這う人」のあらすじ、真相をご紹介しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 依頼 | 不審者の調査 |
| 犯人 | プレスベリ教授 |
| 謎 | 不審者の正体 |
| トリック | 猿化 |

