盗まれたロイヤルルビー・あらすじ・ネタバレ【名探偵ポワロ28】

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名探偵ポワロ・第28話

名探偵ポワロ『盗まれたロイヤル・ルビー(The Theft of the Royal Ruby)』のあらすじ、トリック解説です。
某国王子の盗まれたルビーを探すため、ポワロがある一家のクリスマスに潜入します。

あらすじ

慎ましいクリスマスの予定を立てていたポワロは英国の国益にかかわる事件という理由で、半ば強引に、エジプト王子の盗まれたルビーを捜索することになる。
ルビーの存在を知り得た人物がエジプト学者レイシー大佐の屋敷にいるかもしれない、王子のその証言を手掛かりに、ポワロはレイシー邸へ調査に向かう。

レイシー夫人の悩み事相談という口実で潜入したポワロは夫人の悩みを聞く。どうやら夫人は、孫娘のブリジットがデズモンド・リーワートリーという悪い男に熱を上げていることを心配しているようだった
そして迎えた食事時。客人らと作ったプディングの中からルビーがみつかる。それは、盗まれたあのルビーだった。

任務を達成したポワロだったが、今度は王子に犯人を捕まえろと高飛車に言わてしまい、盗難犯逮捕のため、再びレイシー邸を訪れることになる。
レイシー邸では、孫娘の一人が刺されるという事件が発生し、その孫娘の手の下に、ポワロがルビーを置いたところ、それを、どういうわけかデズモンドが持ち去ったのだった。

登場人物

ポワロ以外の登場人物です。

  • ホレース・レイシー
    大佐。株で損したため、妻に内緒で、家のものを売ろうとしている
  • デビッド・ウェルウィン
    古美術商。美術品鑑定のため、大佐に招かれ、レイシー邸へ。セアラに気がある。プディングをつくる写真の左端
  • エム・レイシー
    レイシー夫人。セアラを心配する老婦人。写真のポワロの左うしろ
  • セアラ・レイシー
    孫娘。デズモンドに夢中。殿下の連絡係になる。写真の右から三番目の女性。赤いドレス
  • デズモンド・リーワートリー
    客人。写真の右から二番目の男性
  • グローリア・リーワートリー
    客人。デズモンドの妹。写真の右端
  • アニー・ベイツ
    メイド。セアラの後ろ
  • ロス夫人
    コック。ポワロの右隣

  • ブリジット(女の子)、コリン、マイケル(めがねの少年)の三名
  • ファールーク
    王子様

注目のシーン

プディングをつくる皆さん。

プディングを作る登場人物達

©Agatha Christie Ltd, ITV BBC

ルビーを盗んだ犯人は登場人物の中にいます。なぜプディングの中に入っていたのか?というのも謎であり、これはヒントでもあります。

ルビーの謎

王子はルビーの存在を、レイシー邸で話してしまったようです。その時、「子供や名前の長い人物が近くにいた」と王子は話しています。

ルビーは正月用につくられたプディングの中から見つかります。なぜ、そんなところに入っていたのかは、全くの謎です。なお、正月用がクリスマスに配膳されたのは、子供たちがはしゃいだ結果、クリスマス用のプディングが床に落ちてしまったからです。

警告

ポワロのベッドに「プディングを食べるな」という内容の手紙が置かれていました。誰が、どういった目的で置いたのか不明です。

手掛かり・伏線

盗難の謎を解くヒントです。

  • 証言
    ルビーを盗んだのは女です。盗まれた時、王子は女と食事中でした。しかし、その人物が何者なのかは明らかではありません

  • ポワロは犯人を捕まえるため、ルビーをおとりにします。デイジーの手の下にあったルビーを持ち去ったのは、デズモンド・リーワートリーでした

子供達三人組はポワロをだますため、ブリジットに死体を演じさせます。死体に駆けつけたポワロは「本当に死んでいる」と言って、逆に子供達を震え上がらせます。
実はブリジットはポワロの協力者でした。ルビー盗難犯を捕まえるためのお芝居で、ポワロはついでに子供達もこらしめました。

真相(ネタバレ注意)

犯人はデズモンドとグローリアです。妹と称していたグローリアが、実行犯です。

ルビー盗難の真相

ルビーを盗んだグローリアと共犯者のデズモンドはキングス・レイシーに潜伏していました。すぐに逃げなかったのは飛行機が故障していたためです。

プディングに入っていた理由

犯人の二人はプディングを作っている時にポワロと挨拶をしました。名探偵が現れたことに焦ったグローリアは、咄嗟に、持っていたルビーを正月用プディングの中に入れました。
そのルビーはクリスマス用のプディングが台無しになるというハプニングによって、早々に発見されます。

警告の真相

警告を書いたのはメイドです。彼女は教会でルビー盗難犯二人の物騒な会話を聞いてしまいます。それはポワロを始末する、という内容でした。
犯人らは「プディングにあれを入れた」という会話をしていました。あれはルビーのことです。しかし、メイドは毒物と勘違いしました。

結末

逃げたデズモンドとグローリアを追い、飛行場で、間一髪、捕まえることに成功したポワロ達は、おとりに使ったルビーを王子に返し、そして、レイシー邸で謎解きを始めます。
最後に、警告文を書いたのがメイドであることと、その事情を知ったポワロはメイドに深く感謝します。

感想

なかなか登場人物が多いですが、意外なところから見つかるルビーが面白いです。

シャーロック・ホームズにも、意外なところから見つかる宝石のエピソード(青い紅玉)があります。

この記事のまとめ

名探偵ポワロ「盗まれたロイヤル・ルビー」のあらすじ、真相をご紹介しました。このエピソードは英国放送順で第28話です。このエピソードの脚本はアンソニー・ホロヴィッツ氏が担当しています。

  • エジプト王子のルビーが盗まれた事件を捜査するため、ポワロはとある屋敷に潜入する
  • ルビーはプディングの中から無事に発見され、ポワロは犯人探しを始める
  • ルビー盗難の犯人は屋敷にいたデズモンドとグローリアだった。プディングを作っているときにポワロが現れたため、犯人はルビーをプディングの中に隠していた。屋敷に犯人が留まっていたのは、飛行機が故障したためだった
項目 内容
監督 アンドリュー・グリーヴ
Andrew Grieve
脚本 アンソニー・ホロヴィッツ
Anthony Horowitz
脚本 クライブ・エクストン
Clive Exton
原作 アガサ・クリスティ
Agatha Christie
制作 LWT (現ITV)

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