幻惑す・まどわす(ガリレオ第2シーズン1話)のあらすじ、ネタバレです。シーズン2初回SPのため約1時間10分のエピソードとなっています。宗教団体の支部が入る雑居ビルで信者が転落死します。被害者が転落した理由は教祖の念を受けたためでした。
あらすじ
新興宗教団体「クアイの会」の教祖に念を送られた信者が、団体の支部である雑居ビル5階から転落し、死亡する。事件発生時、たまたま取材に訪れていた雑誌のカメラマンが転落の瞬間を撮影しており、信者が自ら飛び降りたということは間違いないようだった。しかし、飛び降り時の停電や窓ガラス亀裂、そして、白濁した死体の眼球など、単なる飛び降りとは思えない事実がいくつか浮上する。
内海の後任として捜査担当に選ばれた岸谷美砂は物理学者の湯川とともに、クアイの会の本拠地へと向かう。そこで二人は教祖による心の浄化を体験してしまう。

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登場人物
湯川と岸谷、その他準レギュラー(栗林、太田川など)以外の登場人物です。
- 連崎至光
クアイの会の教祖。本名は石本一雄 - 石本佐代子
教祖の妻 - 真島
教団幹部。背の低い方 - 守屋
教団幹部。背の高い方
事件のまとめ
送念の正体がこの事件の謎です。転落した信者に何が起きたのか、なぜ飛び降りたのか、などと言い換えることができます。信者が自ら飛び降りたのは間違いなさそうですが、教祖によって苦しめられているのも確かです。
教祖は被害者に念を送り、転落死に追い込みました。念力で、というのは信じ難いですが、事件現場には、雑誌の記者とカメラマンという第三者がおり、送念と転落までの顛末を全て目撃していました。信者が飛び降りるまでの様子は写真で記録されており、この写真を見る限り、誰かに突き落とされたなどということはなさそうです。
視聴者は、記者やカメラマンの立場で一部始終を目撃したといえます。
伏線
念の謎を解くヒントです。
- 写真
カメラマンの撮影した写真は、決定的な証拠の一つといえます。湯川は、信者が窓を突き破って転落する前に、既に窓に亀裂が入っていることに気付きます。また、部屋が停電していることも指摘しています - 本拠地
クアイの会の本拠地は山奥にあります。信者は、最低限の生活を送っており、電力は風力や太陽光などでまかなっているようです。しかしながら、信者の生活区域からやや離れた山間に、モダンな建築物があり、そこには、現代的な家電が揃っているようです - 白濁した目
被害者の目は、白く濁っていました。まるで焼いた魚の目のようです - 信者の死について
亡くなった信者は幹部の腐敗を知り、他の信者とともに団体から抜けようとしていました。その制裁と見せしめが教祖の送念でした
ネタバレ
送念の正体はマイクロ波でした。死亡した信者は強力なマイクロ波を照射されたために体が熱せられ、その場から逃げようとして、窓から転落しました。マイクロ波について知っていたのは教祖の妻と幹部二人だけで、教祖本人は正体を知りませんでした。
停電が起きたのはマイクロ波の発生に電力を使い過ぎたためです。そして、窓ガラスにヒビが入ったのは、窓に付着した水分が熱せられ高温になったためでした。
クアイの会の本拠地で岸谷が感動した教祖による心の浄化も、その正体はマイクロ波です。マイクロ波を照射された岸谷は、体が温まるのを感じ、それを浄化と認識していました。湯川は、感熱紙である鉄道の切符を持ち込み、念がマイクロ波であることを証明しています。
結末
湯川に送念の正体を暴かれた教祖は捕まり、留置場で同室の男性の心を読み取ってみせます。
感想
チンされたのを心が浄化されたと、勘違いしていたようです。
「幻惑す(まどわす)」のあらすじ、謎、手掛かりなどをまとめ、真相をネタバレありでご紹介しました。東野圭吾「虚像の道化師ガリレオ7」に収録されている「幻惑す」をもとにしたドラマとなっています。

