明智警視の華麗なる推理その2・あらすじ・ネタバレ解説・犯人【金田一少年の事件簿29】

スポンサーリンク

明智警視の事件簿2

金田一少年の事件簿「明智警視の華麗なる推理 その2」(アニメ)のあらすじ、トリック解説、犯人考察です。アニメは1話完結作品で、1999年3月15日(月曜日)に放送されました。

©天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや
講談社・読売テレビ・電通・東映アニメーション

あらすじ

遅刻した金田一一を待つ七瀬美雪は通り雨に遭い渋谷にある901で雨宿りすることになる。そこに駆け込んできたのは、明智警視だった。美雪が勝手にドキドキしていると、明智はある事件の話を始める。

それは明智が警視に昇進する前、警部だった時代の出来事だった。明智警部は休暇で長野の山に登山に来ていたが、突然の悪天候に見舞われてしまう。近くの山小屋で雨宿りすることにした明智は、そこにで先に雨宿りに来ていた五人の登山客と知り合う。暇つぶしに六人でポーカーを始めるが、その最中に一人の男が過去に目撃した殺人について語り始める。直後に落雷による停電が発生し、一人が何者かに刺殺されてしまう。

登場人物

明智健悟、七瀬美雪、金田一一以外の登場人物についてまとめます。

猫田光成(ねこた・みつなり)

被害者。運送業者。額に傷痕がある。いい手が来ると唇をなめる癖がある。
起業するが経理に通帳を持ち逃げされたり、妻に不倫されて逃げられたりした。十五年前に銀行強盗殺人犯を目撃する。

赤菱五郎(あかびし・ごろう)

容疑者。金融会社の経営者。関西弁。
金を貸した客に襲撃される。

三矢鉄男(みつや・てつお)

宝石商。眼鏡の男。悪い手で勝負しようとするときに鼻をかく癖がある。
宝石の買い付け先で危ない目にあったり、社員に持ち逃げされたりした。

雲間進治(くもま・しんじ)

画廊経営者。うっすらと髭を生やしている。
贋作を掴まされ損失を出した。

緑川総介(みどりかわ・そうすけ)

警備会社役員。
警備の最中に強盗と格闘し重傷を負った経験がある。

アニメ情報

放送日
83 3月15日

猫田はポーカーの真っ最中に第三銀行一億円強盗殺人事件の犯人を告発しようとして殺害されます。猫田の手札はダイヤのカードが五枚(フラッシュ)でした。赤い菱形のカードが五枚あったことから、赤菱五郎が犯人だと推測されます。
被害者の猫田が手札でダイイングメッセージを残したのであれば、赤菱が犯人というのは間違いなさそうです。ただ、犯行時、被害者に手札を揃えるような余裕はなかったはずです。たまたま、被害者の手札がフラッシュだったとも考えられますが、被害者は手札のカードを変えようとしていました。より強い手札にしようとしたというのは考えにくいです。

手掛かり

殺人が起きたときの全員の手札、手札を変えたかどうか、変えた場合は何枚変えたのか?というのがこの事件のヒントになっています。

状況

殺人が起きたとき、メンバーはポーカーの最中でした。雲間、赤菱、三矢、緑川の順に手札を交換し、猫田が交換しようとしたところで、事件が発生します。
それぞれが、交換したカードの枚数は以下の通りです。

  • 雲間:3枚
  • 赤菱:1枚
  • 三矢:0枚(交換なし)
  • 緑川:5枚(全部)
  • 猫田:2枚
    ※交換する直前に殺害される

証拠

殺人が起きたときの手札は次の通りです。猫田は手札を二枚交換しようとして、その寸前に殺されています。以下の手札の中で最も強いのは猫田のフラッシュです。

  • 雲間
    ♠2 ♦4 ♣8 ♠Q ♥Q(ワンペア)
  • 赤菱
    ♦6 ♠8 ♥8 ♣J ♠J(ワンペア)
  • 三矢
    ♦A ♥A ♣A ♥5 ♠7(スリーペア)
  • 緑川
    ♠3 ♦5 ♣6 ♠9 ♣Q(役なし)
  • 猫田(被害者)
    ♦2 ♦3 ♦7 ♦10 ♦K(フラッシュ)

真相

犯人は三矢鉄男です。三矢鉄男は第三銀行一億円強盗殺人事件の犯人です。被害者の猫田に脅されそうになったため、その場で始末しました。

トリック

被害者がもっていた手札はもともと犯人の三矢の手札でした。犯人は自分の手札が赤菱を示していることに気付き、被害者に握らせてダイイングメッセージにしまいた。

不自然な手札

犯人の手札は♦A ♥A ♣A ♥5 ♠7でした。この手札の場合、♥5や♠7を交換するのがセオリーですが、犯人は一枚も交換していません。もしもこの手札が被害者のものだったならば、被害者は二枚交換しようとしていたので、自然なプレイだといえます。

結末

明智に真相を明かされた犯人は山小屋に入ったことを後悔する。
思い出話を終えた明智警視は、金田一に見切りをつけた美雪とデートすることになる。

感想

山小屋でポーカー、おっさんだらけ、土砂降り、昔みた殺人の話などなど、情緒的でした。

この記事のまとめ

金田一少年の事件簿「明智警視の華麗なる推理 その2」(アニメ)について、あらすじ、トリック、真相などをご紹介しました。

犯人

  • 三矢鉄男(みつや・てつお)
    たまたま登った山で、たまたま雨に降られて、たまたま立ち寄った山小屋に、たまたま過去に犯した強盗殺人の目撃者がいた。不運としかいいようがないわけだが、明智警視にとっては語るに値するおもしろ事件になったわけである(雨宿りで知り合いの女子高生に合い、109の入口で殺人の話をするってどういう神経なの?と思わなくもないが)。
    告発されそうになったので、可及的速やかに殺害する必要があったのだが、仕掛けたトリックは、むしろ、自分が犯人ですと告白するような結果に終わってしまう。
タイトルとURLをコピーしました